当たらない当たり屋

先日「まとめサイト」で、

道で動けなくなっているおばあさんを介抱したら、助けてあげたにもかかわらず「この人にぶつけられた」と言われ、警察に自分は助けただけだと言ってもドラレコがなく証明ができず、「折れるしかなかった」という体験談のツイートが紹介されていました。

 

blog.livedoor.jp

 

わざわざ車を止めて、ぎっくり腰で動けないというおばあちゃんのために、救急車を呼んで、おばあちゃんの求めに応じてご自宅まで送って、なのに「この人に当てられた」と言われ、警察を呼んで現場検証してもらうも、

「服がかすっただけで怪我がない場合もある、ドラレコも目撃者もないので人身事故として処理します」という結果になったとか。

 

なんという・・・

 

リツイートによると、

「示談金目当ての当たり屋によくある手口」でこれで「保険会社から30万ほどもらえる」らしく

「うずくまっていたのを助けたのに『この人にやられた』と言われた、もう二度と人助けはしない」

「転んだおばさんを助けたサラリーマンが『この人に押されて倒された』と言い出して、見ていた自分が救急隊員に事情を説明した、もう15年以上前の話」

などの体験談も寄せられていました。

 

けっこうあるんですね・・・

 

私は道に倒れている人を見ても、もうすでに何人かが集まって介抱しているような場面だったりして、

あとは電車の中で女性が倒れて、それはたくさん目撃者がいたのでなんの躊躇もなく他の人と協力して駅員さんを呼びに行ったりしたことはあります。

 

私自身が遭遇してあやしかったのは、

よく使う生活道路で自転車を横倒しにして立っているおばさんがいて、かわりに自転車を起こしてあげて、買い物に行って帰って来たらまた同じところで自転車を倒して人を待ってる、何がしたいかわからないけど明らかにあやしぃおばさんは見たことはあります(2回目はさすがに通り過ぎました)。

「この人にやられた!」とか面倒なことはなかったのですけどね。

 

 

それにしても・・・

救急隊員も来て、警察も来て、現場検証までして、それでも助けてくれた心優しい人を悪者にして「やられた」と言い張れるおばあちゃん

キモが座っているのか、悪気がないのか、それともボケててホントに思い込んでいるのか・・・

もしもたまたま誰かが目撃していたり、どこかの防犯カメラに写っていたりしてウソがばれたらとんでもないことになるでしょうに、

実は初犯じゃなくて30万もらえた成功体験が忘れられなかったか、それともウソがばれたことはあっても「まあ、おばあちゃんだから」と大目に見てもらえたことがあったりして「怖い物無し」状態なのかもね。

 

こんなに簡単にまとまった金額がもらえるなら、チームでやる奴も出てくるかも

おばあちゃんが倒れてて駆け寄ったら「あんたが今押したでしょ」とかいきなり「目撃者」が出てくるとか。

車じゃなくても、自転車でも徒歩でも、この詐欺に遭う可能性はありますからね。

ああ、なんて世知辛い。

 

 

実はうちも似たようなことがあったのを思い出しました。

4年前ぐらいだったでしょうか。

主人が車に乗って信号待ちかなんかで停止していると、前に停車していた、運転席に女性がいて小さい子供も同乗している軽自動車がゆっくりゆっくりバックしてきて、うちの車に「コチン」と当たって止ったそうで。

運転していた女性が降りてきて「すみません、すみません」と最初とても低姿勢だったのに、警察が来ると「この人にぶつけられました」と言われたと。

 

実はその「事故」がある前から、ドラレコを買ってあるのに主人が取り付けようとせず(私は免許を持ってなくて運転をしないのです)、ドラレコ早く付けなさいよ」と再三言っていた矢先のことだったので、

「よくそんなふざけたこと言われて、怒んないでがまんしたわね」とだけ言って、私に何ができるでも無いので放っときました。おそらく保険会社どうしの話合いになるのでしょう。

 

これを言うと話が脱線しますが、とにかくうちの主人は私が言う「〇〇しておいたほうがいいよ」というのをことごとく無視して、あとで面倒なことやたいへんなことになったというのがこれまで山ほどあって、もうこんなに続いたら観念してちょっとは耳を貸して、と思うのですが、聞いてくれないのです・・・

 

 

この軽自動車の女性は、最初から詐欺目的でバックしてきて、低姿勢を装いながら主人の応対の仕方やドラレコの有無を確認して、実行に移したのか、

それとも何かの操作のあやまりでぶつけてしまって、動転して誰かに連絡してドラレコないんだったら後ろの奴のせいにしちゃえ」と入れ知恵されて従ったのか、

それはわからないですけどね。

 

 

上記でツイートを紹介した人は現在Twitterに鍵がかかっていますが、フォロワーさんも多く、別に「ウソ松」ではなかったのではと思います。

ともかく、道で倒れてるのを助けて「この人に突き飛ばされた」とか言われて、人身事故扱いとかイヤすぎる。どうしたらいいのか・・・

 

ご結婚が間近で話題の某青年が「録音魔」で「何でも録音する人」という話を聞いたことがあり、非難する声もありますが、

もうこれからは、運転する人は「ドラレコ」必須、自転車や徒歩の人も倒れている人を見かけても不用意に近づかず、動画撮影しながらとか、録音しながら近づく、というふうになるのでしょうか。

 

 

先日、いつも拝見しているマドモアゼル愛先生の動画で、倒れて血まみれになっているお年寄りを救護されたというお話しがありました。

 

youtu.be

 

その方は詐欺でもなんでもない本当に助けを必要としていた方で、愛先生に温かい御礼の言葉をかけてくださったそうで、それは本当によかったのですが、

その動画を視聴しながら私は「愛先生はおじいさんの血液に触れなかったのだろうか、大丈夫だろうか」と心配していました。

 

実はツイートをまとめたブログなどで、「最近救急車のサイレンを聞くのが異常に多い」などの声と共に、「救急隊員に『ワクチンを打ちましたか』と聞かれる」という声も多く、そしてこれは救急隊員の方からの情報だったでしょうか、「救急隊員は手袋を3重にして決して血液に直接触れないようにしている」というのを読んだことがあります。

もちろん血液に触れることでの感染症を防ぐために日頃から「3重手袋」なのかもしれませんが、どうも特例であるようなニュアンスがありました。

そのツイートを探せればよいのですが。

 

さあこれから冬に向けて、急激な気温の低下など様々な原因で身体に異常が起きて、急に道端で倒れるような方も増えてくるかもしれません。

そんな倒れている人に駆け寄るにも、「ひょっとしたら詐欺?」「ひょっとして血液に触ると大変なことになるの?」とかいろいろ考えてから覚悟を決めて助けにいかないとならないなんて、ほんとに世知辛い。